菫色の日記帳

不妊治療を経て第一子を出産しました。日々のことを綴っています

出産の話② バースプランとバースレビュー

前回は時系列で出産の経緯を書きましたが、想像通りのお産になったのか、助産師さんとのバースレビューも併せて振り返ってみます。

 

元々「一度は普通分娩での出産を経験してみたい」という(最近では少数派の?)希望があったため、普通分娩を前提にこんな感じのバースプランを作成していました。

 

  • 辛いとか痛いとか声に出して言いたい
  • 呼吸やいきみのタイミングを誘導してほしい
  • 夫に立会いしてほしい
  • カンガルーケアをしたい(夫も)
  • 胎盤を見てみたい

 

あまり具体的に想像できていなかったのでざっくりでしたが、辛いときに「泣き言言わない!」とか怒られると挫けちゃいそうでとにかく褒めて応援してほしいと伝えていました。

 

結果、希望していたプランは全て叶えられたと思います。

 

一方で書いていなかったけどうまくいかなかったのは「落ち着いた静かなお産にする」ことでした。

落ち着いて冷静にお産をしようと勝手に心の中で決めていたのですが、陣痛のあまりの痛みに堪えきれず叫んでしまったり、助産師さんに対し雑な反応になってしまったり、とにかく自分ではないような取り乱し方をしてしまったなと思います。

そもそも静かなお産なんてハナから無理だったのかもしれないですが...

 

 

産後にはバースレビューと言って、母親と助産師さんとでお産を振り返る機会が設けられています。

嬉しかったことやうまくいかなかったことなどを話しあい、助産師さん目線でのフィードバックをもらいます。

 

助産師さんからはもはやがんばった母親へのご褒美なんじゃないかと思うくらい良いことしか言われなかったのですが...

  • 助産師としっかり意思疎通ができ、適切なタイミング・力で呼吸やいきみができておりとてもスムーズだった
  • 個人的にもとても思い出に残るいいお産だった、思わず泣きそうだった

というコメントはうれしかったです。

また、このタイミングでこちらからも助産師さんに感謝をたくさん伝えられたのがよかったです。

 

今回の出産を通して、産むのは母親だけど助産師さんをはじめ産科・小児科の先生や家族、たくさんの人が関わっていて、みんなが母子の無事を願って力を尽くしているということを身をもって経験できたのが一番大きかったです。

 

とってもいい経験でしたが、普通分娩はもう十分堪能したので次があるなら無痛分娩にしたいかな...