息子がクループ症候群で初めて入院したときの記録です。
前回の記事はこちら↓
Day3
少しずつ症状がよくなっていましたが、まだまだ退院の基準には満たず。
熱もなかなか下がりませんでした。
また、お昼ご飯のタイミングが息子の眠たくなる時間と重なってしまい、2日続けて食べることができませんでした。
朝夕もご機嫌ななめであまり食べず。
食べ物の持ち込みはNGでしたが水かお茶は自由に飲んでOKだったのでこまめに水分をとってもらうようにしました。
この日はケーブルを外して使えるモニターをつけてもらい少し病室の外を散歩させてもらえました。
小児病棟はいたるところにいろんなキャラクターの絵が飾ってあったり、少しでも子どもたちが安心してたのしく過ごせるような工夫がされていました。
息子もいろんな絵を見て指差したりと気分転換ができたようです。
が...少し気を抜くとすぐ病棟から出ようと、わたしの手をひいてあっちあっち!と出口の方へ進んで行ってしまいます。
心を鬼にして泣き喚く息子を抱えベッドに戻りました。
Day4
熱が下がったのと数値も改善したので先生に許可をもらって1時間プレイルームで遊ばせてもらいました。
眺めのいい部屋で外を走る車を見たりおもちゃで遊んで、久しぶりに笑顔が見れてほっとしました。
また、昼食前にシャワーの許可が出て、ちょうど夫と交代のタイミングだったのでふたりで息子をお風呂に入れることができました。
そして夕方にはついに翌日の退院許可が出ました。
同時に、個室から大部屋へ移ることに。
大部屋は4人部屋で息子入れて3人が入院していました。
一人は年長さんくらいのおねえさんで、息子におもちゃを見せてくれたり絵を描いてくれたりとてもしっかりしていました。
もう一人、隣のベッドは3歳の女の子でした。
そして夜、息子は早々に寝てくれましたがわたしはなんだか頭が痛く、
ベッドで横になっているのが辛かったので椅子に座ってぼーっとしていました。
すると隣の女の子が「ママ、ママ...」と泣いて起きてしまいました。
夜間付き添いがいないようだったので、しばらくすると看護師さんが来て
「大丈夫だよ、ねんねしよう」「ママ明日来てくれるから」と声をかけていました。
が、またしばらくすると泣き出してしまい、また看護師さんが来て...
それを何度か繰り返しているうちにおねえさんもイライラしてしまい「もう、うるさいな!」と怒り出す始末。
さらに看護師さんが何度目かの寝かしつけをしている最中に、頭痛から吐き気を催したわたしが病室トイレにかけこんで戻してしまい...(なんで?)
息子はぐーぐー寝ていたのでもう誰が病人なのかわからなくなっていました。
看護師さんに「ママ大丈夫ですか?」と声をかけられましたが、そりゃそうですよね...
感染症とか持ってたら怖すぎですよね...
恐らく気圧と付き添い入院のストレスのせいだと思いますが心配をかけてしまい情けないかぎり。
その後また隣の子が泣いて起き、わたしもなかなか寝付けなかったのでカーテンをあけて声をかけてみました。
(昼間にもママを交えて少し会話していたのですでに顔は見知っていました)
「ママだいすき?」
「うん」
「そうだよね、いないとさみしいよね」
「うん」
「ねんねして起きたらママ来てくれるんだって、ねんねできる?」
「うん...ねるまで手つないでほしい」
というので手をつないでトントンしていると、ようやく深く眠ってくれたようでした。
Day5
退院の日。
朝食と朝の診察を終えたころ、夫が車で迎えに来てくれました。
念願かない病棟の外に出た瞬間の息子の顔が本当にきらきらしていました。
帰宅後はゆっくり過ごしました。
久しぶりの自宅で息子が嬉しそうにしていて、わたしたちもほっと一安心でした。
Day6
朝からげんきに登園。
この日は午後に入院していた病院の外来にかかるよう指示があったため、給食のあとお迎えにいき病院へ。
待合室には大部屋で一緒だった隣のベッドの女の子もおり、ママとも改めて「おつかれさまでした」とご挨拶。この子も息子と同じ日に退院できていたみたいでした。
外来では血液検査の結果クループの原因になったのは一般的な風邪だと判明したと説明いただきました。
今後も風邪症状きっかけで繰り返すかもしれないしならないかもしれないし、まだ初めてなのでわからないけど、気管支炎や肺炎、喘息など呼吸器系の病気にかかりやすいことがあると言われました。
また、今回の病気には全く関係ないけど漏斗胸だねと。
初めて聞く言葉でしたが、肋骨や肋軟骨の発達不全で胸がへこんでしまう病気だそう。
重度だと心臓の機能に影響したりすることもあるようですが、ほとんどは健康被害はなくただ見た目が気になる場合手術をして治すことも可能とのことでした。
それから咳止めなどのお薬を処方してもらって診察も無事終えることができました。
さいごに
初めて目にする息子の苦しそうな姿に代わってあげることもできず、とても辛かったです。
ただ一番がんばっているのは息子本人であり、それを思えば付き添い入院でイヤイヤに付き合ったり狭いベッドで添い寝したりというのはさほど負担ではなかったです。
小児病棟は大人の病棟とは全く雰囲気が違い、それぞれにがんばっている子どもたちと体だけでなく心のケアも大切にするスタッフさんたちの姿勢がとても印象的でした。
夜中には「ママ、ママ」の合唱が聞こえてきたり、付き添い時間が終わって帰るパパに向かって「パパー!ばいばーい!」と呼び続ける子に対し「ばいばーい!」と姿が見えなくなっても返すパパがいたり、
同じ部屋の女の子もそうですが、体がしんどいときにだいすきな親と離れ不安な状況で過ごすことが子どもたちにとってどれほどのストレスか考えると胸がぎゅっとなります。
息子は幸い軽い症状で入院期間も短く、後半は割と元気に過ごせていましたが、
それでもだんだん生気を失ったようなうつろな表情になっていくのはかわいそうでした。
これからもなるべく痛い思いや怖い思いをせずに過ごしてほしいです。