前の週に糖負荷試験を受け妊娠糖尿病と診断されたため、糖代謝内科を受診しました。
ちなみに妊娠糖尿に関する糖負荷試験の基準値は2010年に下方修正されており、7%〜9%の妊婦が診断されるそうです。
この日も待合室にもう1人妊婦らしき患者さんがいました。
診察では既往歴、最近の体重の増減や妊娠糖尿病のリスクファクターの確認、生活習慣などの細かい質問に答えたあと、病気についての説明を受けました。
妊娠糖尿病とは
妊娠期間中に初めて見られる糖代謝異常で、胎盤をつくるためのホルモンが糖の代謝を調節するインスリンというホルモンの分泌を抑制することで血糖値が上がりやすくなってしまう病気です。
なお妊娠前から発症していた糖尿病とは区別されています。
妊娠糖尿病になりやすい人として
- 肥満
- 親族に糖尿病患者がいる
- 原因不明の流産経験がある
- 原因不明の周産期死産経験がある
- 巨大児の出産経験がある
- 奇形児の出産経験がある
- 妊娠高血圧症候群
- 羊水過多症
- 35歳以上
があげられており、わたしは年齢がひっかかっていました。
妊娠糖尿病になると母体・胎児ともにリスクがあるとされています。
なので血糖値があがりすぎないように食事や薬で管理することが必要になります。
妊娠糖尿病の血糖値コントロール
基本は食事、それでも血糖値が上がってしまう場合インスリンを注射してコントロールします。
経口薬は胎児に薬の成分が入ってしまうため、妊娠中の薬はインスリン注射となります。
診察の結果、2週間後から1週間入院しどのように血糖値コントロールしていくのがよいか経過を見ながら管理指導してもらうことになりました。
突然の入院となりましたが、最初から1人で管理する自信はなかったのでこれを気にしっかり勉強してついでに体を休めたいななんて思っていました。