菫色の日記帳

不妊治療を経て第一子を出産しました。日々のことを綴っています

妊娠糖尿病⑤ 低血糖の症状

先日初めて低血糖の症状が出てしまいました。

 

インスリン注射した後に食事をし、30分ほどしてから散歩に出かけました。

途中公園で休んだりしながら1時間ほど歩いてもうすぐ家というところで、なんだか急に暑くなってきて服の中が汗ばんでいるのを感じました。それからすごく眩しく感じ、視界の端がぼやけているような感じもありました。

ですが気温はだいぶ下がったとはいえ日差しの強い日で、歩き続けているのもあって暑くなっちゃったのかなとあまり気にせず歩いていました。

そのうち足がすごくだるくなってきて、歩けないほどではないけどなんとか足を動かしているような感じ。

 

一緒にいた夫に「疲れちゃった、足が全然うごかない〜」と話しながらなんとかマンションに到着。エレベーターに乗ったらすごくぐったりして立つのもしんどく壁にもたれかかってしまいました。

 

とは言え朝食後は血糖値があがりやすいこと、朝ごはんはしっかり決まった量を食べていたこともあり、この時点で低血糖の可能性はまったく考えておらず妊娠中期にもなると疲れやすくなるんだなぁくらいに思っていました。

足がだるいだけで呼吸が苦しい感じはありませんでした。

 

帰宅するとちょうど血糖値測定の時間でしたが、数値が45と出てすーっと血の気が引きました。まさかと思いもう一度測ると44。間違いではなさそうでした。

 

すぐに低血糖だと気づき夫に「ブドウ糖取って!」と頼んで一気に飲みました。

その時初めて手がぶるぶる震えていることに気づきました。

 

それからちょっとだけパニックになってしまい「何か食べなきゃ」と焦っていると同じく焦った夫が「ドーナツ買ってくる!」と飛び出して行きました。

 

10分ほどして測るとまだ60。

もっとなにかとらなきゃと冷蔵庫を探して唯一見つけた甘いものがハーゲンダッツだったのでそれも食べました。(久しぶりのアイスクリームめちゃくちゃおいしかった)

 

それから横になっていると夫がドーナツを10個も買って帰宅。

「どれでもいいから1個食べて!」と差し出されたのでこちらも完食。(久しぶりの甘さがめちゃくちゃおいしかった)

 

20分後には120まであがり、血糖値状態は脱出できたので一安心しました。

 

知っててよかった・準備しててよかったこと

まず、入院時に低血糖と発症時の対応を指導してもらっていたため、すぐにブドウ糖摂取できたのがよかったです。ブドウ糖も用意しておいてよかったです。

 

夫にも情報共有してブドウ糖の場所も認識しておいてもらったので、すぐに対処してもらえました。

 

反省点

初めてだったので、自覚症状と血糖値をすぐ結びつけることができなかったためしょうがないのかもですが、低血糖を疑いもしませんでした。

ですがもし家から遠いところで動けなくなっていたら、そのまま意識障害になってしまったら...

 

異変を感じたらすぐ血糖値を測れるよう測定器とブドウ糖を持ち歩こうと思いました。

 

その後

その日は血糖値も落ち着いて、昼食前・夕食前もインスリンを打ちました。

それから数日は落ち着いていたのですが、また低血糖になってしまいました。

前回との共通点は朝食30分後くらいから外出して歩いていたことでしょうか。

2回目は銀行に用事があり往復30分程度ですが徒歩で移動していました。

帰宅してから血糖値をはかると60。自覚症状はなくブドウ糖はとらずいつもの分食を食べました。

 

激しい運動でなくても歩くと血糖が不足してしまうのかもしれません。

朝食後外出の予定があるときはインスリン量を減らすなど工夫が必要かもしれず、次回の外来で相談してみようと思います。