菫色の日記帳

不妊治療を経て第一子を出産しました。日々のことを綴っています

19w4d 妊婦健診③ 尽きない心配ごと

前回の検診から5週間経ちました。

元々予約していた健診日が入院期間に重なってしまい、入院と外来を同時に行うことはできないため1週間後ろ倒しに。待ち遠しかった。

 

午前中は糖代謝内科の検診と採血があったので産科の採血も一緒にやってもらい、一度帰宅してから午後また病院へ。

 

この日は中期の超音波検査でした。

最初に内診とおりもの採取したあとに経腹エコー。

夫も来ていたので医師に同席可能か聞いたところ「全然いいですよ!もう立ち会い制限してないんで」とあっさり言われました。

そういえばいつの間にか立ち会い制限の張り紙もないし待合室に男性増えてたな...

 

最初は特に説明なく時間をかけてゆっくりいろんな角度からエコーを確認してもらいます。

トータル30分くらいだったかな。

手足や心臓が動いているのを初めて見て夫は感動してました。

両足の裏がくっきり見えてかわいかった。ちゃんと指が10本見えました。

 

性別判明?

最後に「大きさは週数通りで順調ですね。何か気になることはありますか?」と聞かれ夫がついに「性別ってわかりますか...」と切り出しました。ずっと気になってたみたい。

 

しばらく探して、

「(股の間に)何かありますね、まだ50%くらいの確率だけど」

ということで男の子の可能性が高そうでした。

 

気になる症状

わたしからも妊娠糖尿病だと奇形や巨大児のリスクがあるが、気になるところはあるかと尋ねたところ、「それはこれからお話しますね」と思わせぶりに言われ...

嫌な予感がしながら結果の説明を受けました。

 

まず血液検査については問題なし。

そして1つ気になる点として「脈絡叢嚢胞」が両方の脳に見られるということを伝えられました。

 

初めて聞く言葉でしたが、簡単に言うと脳の中の水たまりだそう。

  • この時期の赤ちゃんにはたまに見られ普通は消えるし消えなくても問題ないことが多い(成人でも見られる)
  • これだけでは何か異常があるとは言えない
  • ただし他の異常も同時に見られる場合には遺伝子異常の可能性が考えられる

と簡単に説明いただきました。

 

わたしたち夫婦はNIPTを受けない選択をしたのですが、これを聞いて少し後悔がよぎりました。脳に何かあるというだけで問題ないと言われても不安に...

 

それを察したのか、

 

🧑‍⚕️「ググっちゃうタイプですか?」

 

『ググっちゃいます』

 

🧑‍⚕️「ググると色々出てくると思うんですけど心配しないでください!見えてもわざわざお伝えしないこともある症状でこれで問題があるといいうことではないですから。ただちょっと経過は見ていきたいので来週また来てください。」

 

『はい...』

 

🧑‍⚕️「エレベーターでマンションの1Fまで降りちゃって(あれ?鍵閉めたかな〜)ってなってまた戻る、くらいの感じです!」

 

『...』

 

🧑‍⚕️「心配しないでね!大丈夫!!」

 

と怒涛の励ましを受けてこの日は終わりました。

 

 

脈絡叢嚢胞とは

帰宅してもちろん即ググりました。

 

脈絡叢嚢胞(CPC: Choroid Plecus Cyst)とは脳の脈絡叢という箇所に見られる嚢胞=水の入った袋状のものを指します。

CPCは超音波所見のうちnormal variantにカテゴライズされ、医師の説明の通りこれ単体で異常とは言えないものだそうです。

 

通常の妊婦健診で施行する一般超音波検査や、精密超音波検査で偶然なにかいつもと違う超音波所見に出会うことがあります。明らかな形態異常があり、そして明らかになんらかの病態があるものは、形態異常そのものの診断名をつけることができます。それら本当の異常をabnormal variantと呼びます。
それに対して、normal variantと呼ばれるものがあります。日本語に訳すと正常変異、正常範囲内変異など呼称されます。確かに、正常とは違って描出されるが、異常であると診断できるような異常ではないというようなものです。

24. 胎児の異常所見か悩む超音波所見 – 日本産婦人科医会

 

通常見つかっても26週ごろまでに消失してしまうことがほとんどですが、生まれるまで消えない場合でも問題ないこともあるそう。

実際成人でも1.5%の人に脈絡叢嚢胞が見られるという報告もあるようです。

 

一方で

  • 胎児の1%に見られる(発生確率ではなく検査のタイミングで消失していない確率)
  • 18トリソミーの45%〜50%で合併する
  • 18トリソミーは胎児の2.4%で発生する
  • 両側にあるときは片側だけのときより異常の可能性が高い

などなど様々な記述もあり、これらを踏まえると嚢胞が見つかったことがそこそこレアであり、同じくらいの確率で18トリソミーの可能性もある??とも読めました。

(最近では脈絡叢嚢胞と18トリソミー以外の遺伝子異常に強い関連はないと言われているものの14番環状染色体の診断がついた新生児に両側で脈絡叢嚢胞が見られたという論文もあったり)

 

調べれば調べるほど安心していいのか不安になるべきなのかわからなくなり(医師に見透かされていたとおりですが)散々悩んで「結果は変わらないから次の検診まで気にしないようにしよう」とようやく落ち着いたところです。

 

小さくなるか消失することを願いながら、また不安な1週間になりそうです。

妊娠糖尿病① 糖負荷試験

10週に受けた検査の結果、14週で妊娠糖尿病の可能性を指摘されました。

15週に判定するため糖負荷試験を受けました。

 

糖負荷試験とは

75gOGTとも呼ばれ、空腹状態で75gのブドウ糖を摂取し、①空腹時、②1時間後、③2時間後の3回のタイミングで血糖値を測定、それぞれの値が基準値を超えていないかを確認する検査です。

 

代謝異常が見られない妊婦でも中期以降にこの検査を受けるのかな?

 

前日21時から絶食し12時間後の朝9時から試験開始です。

ブドウ糖は実際は甘いサイダーでした。

 

試験の結果

妊娠糖尿病では各3回のタイミングの基準血糖値が以下のように定められています。

 

①空腹時 92ml/dL

②1時間後 180ml/dL

③2時間後 153ml/dL

 

検査の結果、わたしは①空腹時の血糖値が92ml/dLちょうどで、晴れて(?)妊娠糖尿病の診断がおりることになりました。

とは言えこの時は妊娠糖尿病が何なのか、糖尿病は聞いたことあるけど何か違うのかあまり理解していませんでした。

 

結果は産科で聞きましたが、今後の治療については糖代謝内科が診てくれるということで、翌週糖代謝内科の予約をとってこの日は終わりました。

 

つわりが終わりかけてようやく好きなもの食べれる!と思っていたのにまさかの展開でかなり落ち込んで帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

最近のこと、初めての胎動?

19週に入っています。

 

17週までは嘔吐が続いていたのがようやく落ち着いたのも束の間、18週で5日間妊娠糖尿病の検査と教育のため入院していました。

 病気や入院のことなどはまた別で、今日は最近のことを書きたいと思います。

 

冷蔵庫を買う

夫たっての希望で540リットルの大容量にアップグレードしました。

前の冷蔵庫は同棲を始めたときに購入し7年使っていましたが、中がパンパンになってしまい使いづらかったのもあり、大きめを選びました。

ちょうど「冷蔵庫買い替えキャンペーン」をやっていて、そこそこお得に買えたのかなと思います。使い始めて2週間くらいたちますが、ゆとりがあってスッキリ使えて満足。

ゆくゆく搾乳や離乳食を保存したりするのかなぁなんて想像しています。

 

お稽古に行く

茶道のお稽古を何年か続けています。

8月からはつわりでお休みしていたのですが、2か月半ぶりくらいに伺うことができました。

久しぶりにお茶を立てたり季節の設えを拝見して頭も心もとってもすっきり。濃茶は控えてお薄を一服だけいただきましたが、一席に込められたもてなしの心を感じてとても豊かな気持ちになれました。

妊娠糖尿病になってしまい、しばらくお菓子が食べられないのですが様子を見ながら続けていきたいです。

 

友人に会う

週末に大学の友人と高校の友人に立て続けに会う機会がありました。

妊娠してから家族と仕事の人以外コミュニケーションをとっていなかったのでとってもたのしかったです。

大学時代のゼミの教授の記念講演があり、10年ぶりくらいにキャンパスへ。

教室の雰囲気や専攻の専門用語などなど懐かしさ満載。赤ちゃんにも講義を聞かせられた(?)のでよかったです。学生時代の自分、勉強がんばってたなと反省もしたり。

友人とは年に数回会っていましたが、初めて妊娠を報告。すでに子供がいるので出産時のアドバイスをもらったり、一緒に器屋さんをのぞいたり、数時間だけどよい時間でした。

 

翌日は7年ぶりに高校時代の部活の友人数名と。

計画をしているときに妊娠は伝えていたのですが、当日きれいな花束をくれました。

「食事制限あると思ってお菓子じゃなくてお花にしたよ」とうれしい気遣いでした。

子供がいる友人もいるのでここでも先輩ママにいろんな話を聞いたり、とにかく積もる話がたくさんで3時間くらいおしゃべりしてしまいました。

1人は去年大病が見つかって大きな手術をしたらしく、発覚したときは死も意識したし不安で誰にも打ち明けられなかったそう。程度が違うけどわたしも妊娠発覚時や妊娠糖尿病で入院することになった時は家族意外には言えませんでした。

心が落ち着いてきてようやく人に話せるようになって、いざ伝えると「言ってよ!」と言われたり言ったりするのですが、お互い当時の不安や辛い気持ちも想像できるので、「がんばったね」「辛かったね」と思いやれるいい関係だなと思います。

 

これが胎動?

17週くらいからたまに胃腸の動きとは違うお腹がポコポコする感覚があったのですが、19週2日で初めてはっきり胎動を感じることができました。(と言ってもまだ確信は持てないのですが)

寝起きでまだぼーっと横になっていると(またポコポコしてるな...)と思いふと手をお腹に置いてみたところ、ポコっとはっきり下から突き上げるような動きを感じました。

急いで横で寝ている夫を起こして手を載せてもらいましたが、その後はしーんとしてしまい、お腹をつついたり呼びかけてみても無反応でした...

それ以降同じくらいの動きを感じることはないのですが、きっとこれが初めて実感した胎動のはずと信じて記念日にしたいと思います。

 

 

 

 

 

つわりの話

16週に入り少しずつ体調が落ち着いてきたのでようやくつわりのことを書こうと思います。

正直想像していたよりずっとしんどくて、終わりのない苦しみが続く状態が人生で一番辛かったです...

 

本当に人によって症状も期間もさまざまみたいですが、わたしにとって忘れたくても忘れ難い経験だったのでちゃんと残しておこうと思います。

 

つわりの始まりからこれまで

<初期>

6週に入ったとたん突然食欲がなくなり、突然嘔吐。つわりが来たなと思いました。

この頃は気持ち悪くて毎日吐いていたもののまだ外出したり食事を作ったりできていました。

7週はフラフラになりながらも夫がお祭りでお神輿をかつぐのを見に行ったり。

 

<ピーク期>

ピークは8〜12週あたりでした。

立つどころか座るのも無理で、完全にリモートワークに。リモートワーク様様。

お風呂がとにかくしんどくて、2日に1回くらいしか入れませんでした。貧血でお風呂で倒れたことも...夫が助けてくれましたがこの時ばかりは心身ボロボロで泣いた。

吐く回数は1日に2、3回ですが食べてないので白く泡だった胃液か緑の胆汁が出るだけ。ずっと気持ち悪いけど吐く1時間前くらいからもっと気持ち悪さが増し、食道が何かを絞り出そうとしているかのようにえづいてしまうのですごく苦しかった。

 

<後期?>

ちょっと落ち着いてきたかなと思ったのが13週頃。朝起きたときのダルさがましになっている気がしました。それでも家でずっと横になっているのは変わらず。

週末は久しぶりに出かけてクリームみつ豆食べたりちょっと散歩したりできるようになりましたが特に夜になると気持ち悪くなって吐くので夜が怖い。

 

今16週ですがようやく吐く回数が2日に1回くらいになってきました。

まだ終わったとは言えないけど終わりが近い気がする...!

 

食べれたもの

とにかく食欲ゼロで「何か食べたいってどんな感じだっけ...」となり、ほっておくと何も食べない・飲まないので夫が色々工夫してくれて本当に助かりました。

食べたいものがないなりに食べれるものをいろいろ探しては食べ物を想像して気持ち悪くなったり、でしたが比較的食べれたものはこちらです。

 

6w〜7w

  • トマト、きゅうり、スイカなど水分の多いもの
  • レモンスライスを入れた水

8w〜11w:7wまで食べれていた野菜が突如水っぽく感じダメに。水やお茶も飲めない

  • ウィダーインゼリー
  • シャインマスカット、桃

12w〜14w

 

15w以降は量は食べれないけどお茶漬けとかお味噌汁も食べれるようになり、水やお茶も飲めるようになりました。今週はパンやソーセージも食べれてる。

 

シャインマスカット・桃・梨とハーゲンダッツストロベリーは本当に神...

果物がおいしい季節でよかった。

 

あってよかったもの

  1. 抱き枕 ★★★★★
    横になるとき自然とクッションを足の間にはさむと体勢がラクになることに気づき購入しました。早く買えばよかった...シムス位と言って妊娠中に推進されている寝姿勢でした。


  2. コンクール ★★★★★
    うがい用の方です。妊娠前から使っていましたが、朝から歯磨きしたくないとか夜歯磨きしたあとに吐いちゃってでももう歯磨きする気力ない時とかに改めてありがたみを実感。ふつうにうがいするよりさっぱりするし、歯にいい気もする。


  3. ドライシャンプー ★★★☆☆
    夏なのにお風呂に入れずシャンプーできないのが不快だったので買ってきてもらいました。ないよりはマシかな。罪悪感が少し薄れるのと1、2回まではそれなりにスッキリします。

つわりが終わったらしたいこと

つわりを乗り切るためたのしみなことリストを作ろうと思ったのですが、つわり真っ只中ではそんな気持ちにもなれずでした。ようやく考える心の余裕ができました。
かと言ってそんなにしたいことも思いつかないかも。これから残り少ない期間にできることを探したいです。

  1. 歯医者に行く
    3か月に1度クリーニングしてたのに半年行けてない

  2. メコンを受ける
    なぜ今!?という感じですが、今受けたい気分

  3. 本を読む
    本読む気力もなくたまった積読を消化したい

  4. 夫と2人で旅行
    子供NGの温泉か湖の見えるところでのんびりしたいな

  5. 胎教
    うめき声とえづき声しか聞かせられてなかったから...

 

番外編:つわりが終わったらしたかったこと

つわり中の一番ショッキングだったニュースはお気に入りのラーメン屋さんが閉店しまったことです。

つわりが終わったら絶対に食べると心に決めていたラーメンに会えぬまま終わってしまいました。少し疲れちゃったとのことで別の場所で再開する予定もないみたい。

牛骨薬膳トマトラーメン大好きだったのに...あの味にもう一度会いたい...

 

 

14w4d 妊婦健診②

2023年9月27日

 

4週間ぶりに検診でした。

前回指導してもらったとおり着いたら自分で尿検査と体重・血圧測定。

体重は1kg以上減ってましたがそのほかは問題なし。

(つわりについて書くにはまだ心身回復していないのでそのうち書きます)

 

それから初めての経腹エコーでした。

赤ちゃんは前回まだクリオネみたいだったのが、しっかり人間の形が確認できました。グルグル動いていて「とっても元気ですね」とのことで安心しました。

心拍159bpm、BPD24.4mmで週数相当でした。もうCRLとかは測らないのかな。

ひょっとしたら体重もわかるかもとのことでFLも測ってもらい、52gくらいだそう。

枇杷1個くらいの重さ。

4Dエコーもしてもらいました。目や鼻も見えて人間がいるんだなぁとちょっと実感がわきました。「お顔がよく見えるところでお写真撮りますね」とたくさん見せてもらいました。

 

その後前回の血液検査の結果を教えてもらいました。注意点は3つ。

  1. 風疹抗体が8倍と少ないが今ワクチン打てないので気をつけて
  2. トキソプラズマ抗体がマイナス。生肉・泥のついた野菜・猫のふんに気をつけて
  3. 血糖値が基準値越え。妊娠糖尿病の可能性あるので精密検査が必要

風疹ワクチンは昨年12月に打ったばかりだったのでショックでしたが、抗体がつきにくいのかも。トキソプラズマは日本だと抗体持っている人の方が少ないようですが、泥のついた野菜はあまり気にかけてなかったのでこちらも知れてよかったです。

 

一番予想外だったのは血糖値でした。

妊娠前に言われたことはなかったので、おそらく妊娠をきっかけに代謝が変わったものと思われますが、なるべく早く検査して必要な対策をとったほうがよいとのことで来週糖負荷検査を受けることに。

もし妊娠糖尿病と診断されたら、セミオープンの受診はできずずっと大学病院で経過観察することになるようです。内科もあるので、それはそれで安心だけど。

 

全て問題なしとはいかなかったけど、赤ちゃんが元気だったのがなによりでした。

 

 

 

 

 

 

 

10w4d 妊婦健診①

2023年8月30日

 

分娩予定の大学病院で初めての妊婦健診でした。

朝9時の予約でしたが初診受付で時間がかかるので30分前には来てほしいとのことで8:20に到着。すでに20人受付待ちしていてさすが大病院だなと思いました。

ですが窓口も多く思ったより待ち時間少なく受付できました。

 

まずは助産師さんとの面談を案内いただき、妊婦健診で毎回自分で実施する検査(体重・血圧測定、尿検査)の説明や診察待ちの流れなどを説明してもらいました。

基本的に問題なければセミオープン連携の病院で32週までは診てもらうことになるので、この日いた患者さんはいずれもお腹の大きい方ばかりでした。

 

真っ白の母子手帳に少し緊張しながら最初の検診記録を書きました。

 

医師との問診では、過去の既往歴でハイリスクになる可能性がある懸念があり次回検診で当時の検査結果や薬の詳細を持ってきてほしいと言われました。

それから内診。

がん検診のあと胎児の確認だったのですが子宮が後屈気味とのことでひっぱったりしてちょっと痛かったです。

 

10週だと手足を動かしているのが見れると期待していたのですが、心臓は動いているもののそれ以外は動きなし。

「生きてますか...?」と思わず尋ねてしまいましたが、「とっても元気ですよ」とのことでした。眠ってたのかな。

CRLは35mmまで大きくなり、心拍数も問題なし。

それから子宮の状態も丁寧に見てもらいました。血流などいくつか観点があったみたいですが詳細はわからず、でもこちらも問題なしで一安心。

 

その後もう一度問診し、無痛分娩や出生前診断のことなど一通り説明いただきました。

わたしは初期に遺伝外来のエコーをして所見があれば早めにNIPTをしようかなと考えていたのですが、医師からは14週でもしっかりエコーするのでそれからでもいいのではとアドバイスいただきました。

大学病院よりかなり安くNIPT検査ができるクリニックもすすめてもらいました。

診断に対して特に肯定的でも否定的でもなく、夫婦でどうしたいか決めるのが大事とのことで、もう一度考えようと思います。

 

無痛分娩については24時間対応ではないことから、初産だと39週以降の計画になりなかなか計画通りにいかないこともあると説明いただいたうえで、36週くらいに決めればOKだったのでこちらはしばらく検討保留。

 

そのあと再度助産師さんと面談。

大きな病院なので流れ作業ぽいのかなと思っていましたが、しっかり寄り添ってくれて不安なことやわからないことはなんでも聞いてほしいし、妊娠や出産についてどう考えているかなるべく具体的に教えてほしいと言っていただきました。

 

それから採血と心電図をして診察終了したのが11:30でした。

(ちなみに止血用の絆創膏がちっちゃくて薄いのじゃなくて分厚いパッド付きの大きなので感動しました)

ちょうどそのタイミングで夫が迎えにきてくれたので、会計待ちの間に病院内のカフェでブランチしました。ひさしぶりにカフェに来て喜んでたら「そうは言っても病院でしょ」と。

つわりで外出もままならない状態だったので、わたしとしてはかなり気分転換になりました。

 

14週と18週にこちらで検診して問題なければしばらくセミオープンのクリニックに通う予定です。しばらくは1か月ごとの検診なのでその間あまり気にしすぎないように過ごしたいです。

 

今日はとにかく胎児が元気で順調に育っていたのが何よりでした。

 

 

ところで、つわりがそれなりにしんどいのですが、思い出したり考えたりするだけで気持ち悪くなってしまうので、これについてはまた落ち着いたら書きたいなと思います。

 

Day272 2回目の心拍確認 BT41→8w5d

2023年8月17日

 

ご無沙汰していましたが、この日無事2度目の心拍を確認することができ、クリニックを卒業しました。

 

2週間前に1度目の確認をしていたのですが嬉しい反面過去のことを思うと不安になり日記を綴ることができませんでした。

特に本来は1週間ごとに3回確認するところ、夏休みの影響で2週間あいてしまいその間に何かあるのではとずっと気になっていましたが、今回無事心拍確認できたことでようやく安心できました。

 

昨年11月に治療を始め、タイミング1回、AIH3回を経てステップアップ。途中風疹ワクチン接種での避妊期間もありましたが272日(途中で数え間違えてると思う)で結果が出ました。

長かったようで最後はあっさりでしたが、本当に頼りになる先生で「貯卵があるのでお二人目を考えるときはまたご相談ください」と言っていただき、気が早いですがまたお世話になりたいなと思いました。

心拍確認時のエコーの結果はこちら。1度目で少しCRLが小さいのかなと思いましたが、2度目は9w0d相当の大きさに育ってくれていました。

 

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心拍確認①(BT24 6w5d)

CRL 5.2mm

 

心拍確認②(BT41 8w5d)

CRL 19.5mm

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卒業後その足で区役所の出張所へ母子手帳の受け取りへ。

母子手帳と検診の補助券とマタニティマークだけもらうのかなと思っていたら、いろんな冊子や案内をどっさりいただきました。

つわりがまあまあしんどいので落ち着いたらゆっくり読もうと思います。

 

産院は近所の大学病院にしたのですが、8月中には初診をとのことで近いうちにこちらも予約取ろうかなと思います。分娩予約がいっぱいで取れないことはないそうなので、のんびりしてしまっています。

 

それから夜は母にも電話で報告しました。

本当は12w過ぎたくらいでと思っていたのですが、ちょうど来週末遊びにくることになり美術館やレストランや行きたいねと話していたのですが、わたしの体調が読めずこのタイミングで報告することに。

母とはなんでもフランクに話す仲ではなく連絡もそんなにマメに取らないので少し緊張したのですが、「おめでとう!」とすごく喜んでくれてうれしかったです。

 

 

1つ反省していることがあって、いろんな週数の壁を気にしすぎて良い結果が出ても(でもまだ何があるかわからないから...)とどこかで否定的な気持ちになっていたことです。

9wまでは、12wまでは、16wまでは...とキリがないのですが、実際に何かあったときに傷つかないよう保身に走りお腹の子と自分の体を信じることがなかなかできませんでした。

だけど今この瞬間はそんなこと関係なく子は育っており、体はどんどんしんどくなる。

明らかに変化が起こり続けているのだから、このまま順調にいくことを願って前向きな気持ちで過ごす方がきっと心身共に良いと思いちょっとずつ気分が変わってきたように思います。

 

このブログは妊娠に向けた経験やその時の気持ちを素直に書いてきたので、これからの妊娠生活と出産までも続けていきたいと思います。