菫色の日記帳

不妊治療を経て第一子を出産しました。日々のことを綴っています

妊娠糖尿病⑥ 妊糖ごはん

現在血糖値コントロールのため6回食でごはんを食べています。

3回は普通食、3回は分食で不足している炭水化物・たんぱく質を補っています。

 

普通食

たんぱく質は1日1回は卵を食べるようにしていますが、お肉やお魚の調理がめんどうな時はチーズやハムだったり納豆、しらすなど火を通さず食べれるものにすることも多いです。

それから朝はフルーツと乳製品を摂るのですが、固形で食べるとお腹いっぱいになるのでフルーツや野菜とヨーグルトでスムージーにしてます。

野菜以外は全部スケールで計量しています。

 

①ごはん

ごはんは食物繊維を摂るため病院でおすすめされた麦ごはんに。

しらすと焼き鮭でたんぱく質。あとは適当なサラダ、バナナ・イチゴのヨーグルトスムージー

しらすとほうれん草とチーズのスクランブルエッグにお野菜

寒い夜は蒸籠蒸しもらくちん。豚肉や鶏肉ときのこ、白菜、にんじんなどを一緒に蒸していただきます

②パン

アンデルセンの全粒粉食パンと玄米ロールが調節しやすくてお気に入り。

バターやジャムを塗らないので、ピザパンやサンドイッチにしています。

パンにハムやチーズを載せてピザトーストに。この日はりんごとセロリとヨーグルトのスムージーでした

ぎゅうぎゅうのサンドイッチも。卵やにんじんラペを挟むとボリューミーで食べ応えもあります

スクランブルエッグは好きなもの混ぜてぱっと作れるので便利。この日もしらすとほうれん草

 

分食

炭水化物80kcal、たんぱく質80kcalを目安に普通食の間に食べています。

玄米ロールとヨーグルトまたは6Pチーズの組み合わせ多め。外出時に持ち歩けるので6Pチーズ重宝しています。

玄米ロールとヨーグルト。定番の分食メニューになりました

休職中の勉強計画

12月から少し早いですが休職することにしました。

(産休は2月から)

 

プロジェクトの区切りがちょうどよかったのと、妊娠糖尿病になって3回の注射・4回の血糖値測定・6回の食事(毎回栄養・カロリー計算して準備)を仕事をしながらするのはしんどいなと思ったのが正直なところ。

長時間の外出や外食が難しく(お弁当を作ったり工夫すればできなくはないと思うのですがそこまでがんばれる気がしない)どうしてもタイミングがうまく取れないことも。

ずっと在宅でもいいのですが、だったらもう休んじゃおうかなと決心しました。

 

休むことを決めたときはキャリアのことやプロジェクトに迷惑をかけてしまうかもなど多少悩みましたが結局2ヶ月後には産休に入るのだしこれまでがんばったし(?)と11月中旬からは休みが待ち遠しく感じています。

 

休んでいる間は毎日勉強したいなと思っています。

わたし大学では経済統計学を学んでいて会計学の授業も受けていたのですがなぜか当時簿記を取っておらず、今更と思いつつ簿記2級の取得を目指しています。

それから社会人になって何度か挫折しているHSKと、今後のキャリアを見据えて使えるようになりたいツール、リサーチ手法のオンライン講義を受ける予定です。

 

先日上司と復職いつにする?などの話をしていて、出産後も今の働き方ができるのか、そもそも同じ業務内容で働き続けたいのかを考えるようになり、より客観的に評価しやすいスキルを身につけて前から興味のあった専門職にキャリアチェンジできるように準備したいと思うようになりました。

途中で体調が悪くなったり、三日坊主で終わるかも...と不安もありますが、思うような子供との生活や関わり方を実現するために、どうやってお金を稼ぎたいかを考えるととりあえず今はやる気にあふれています。

 

今週はどんな計画で勉強を進めようかなとかテキストを選んだりしており、ブログでも勉強の進捗を記録したいなと思います。

妊娠糖尿病⑤ 低血糖の症状

先日初めて低血糖の症状が出てしまいました。

 

インスリン注射した後に食事をし、30分ほどしてから散歩に出かけました。

途中公園で休んだりしながら1時間ほど歩いてもうすぐ家というところで、なんだか急に暑くなってきて服の中が汗ばんでいるのを感じました。それからすごく眩しく感じ、視界の端がぼやけているような感じもありました。

ですが気温はだいぶ下がったとはいえ日差しの強い日で、歩き続けているのもあって暑くなっちゃったのかなとあまり気にせず歩いていました。

そのうち足がすごくだるくなってきて、歩けないほどではないけどなんとか足を動かしているような感じ。

 

一緒にいた夫に「疲れちゃった、足が全然うごかない〜」と話しながらなんとかマンションに到着。エレベーターに乗ったらすごくぐったりして立つのもしんどく壁にもたれかかってしまいました。

 

とは言え朝食後は血糖値があがりやすいこと、朝ごはんはしっかり決まった量を食べていたこともあり、この時点で低血糖の可能性はまったく考えておらず妊娠中期にもなると疲れやすくなるんだなぁくらいに思っていました。

足がだるいだけで呼吸が苦しい感じはありませんでした。

 

帰宅するとちょうど血糖値測定の時間でしたが、数値が45と出てすーっと血の気が引きました。まさかと思いもう一度測ると44。間違いではなさそうでした。

 

すぐに低血糖だと気づき夫に「ブドウ糖取って!」と頼んで一気に飲みました。

その時初めて手がぶるぶる震えていることに気づきました。

 

それからちょっとだけパニックになってしまい「何か食べなきゃ」と焦っていると同じく焦った夫が「ドーナツ買ってくる!」と飛び出して行きました。

 

10分ほどして測るとまだ60。

もっとなにかとらなきゃと冷蔵庫を探して唯一見つけた甘いものがハーゲンダッツだったのでそれも食べました。(久しぶりのアイスクリームめちゃくちゃおいしかった)

 

それから横になっていると夫がドーナツを10個も買って帰宅。

「どれでもいいから1個食べて!」と差し出されたのでこちらも完食。(久しぶりの甘さがめちゃくちゃおいしかった)

 

20分後には120まであがり、血糖値状態は脱出できたので一安心しました。

 

知っててよかった・準備しててよかったこと

まず、入院時に低血糖と発症時の対応を指導してもらっていたため、すぐにブドウ糖摂取できたのがよかったです。ブドウ糖も用意しておいてよかったです。

 

夫にも情報共有してブドウ糖の場所も認識しておいてもらったので、すぐに対処してもらえました。

 

反省点

初めてだったので、自覚症状と血糖値をすぐ結びつけることができなかったためしょうがないのかもですが、低血糖を疑いもしませんでした。

ですがもし家から遠いところで動けなくなっていたら、そのまま意識障害になってしまったら...

 

異変を感じたらすぐ血糖値を測れるよう測定器とブドウ糖を持ち歩こうと思いました。

 

その後

その日は血糖値も落ち着いて、昼食前・夕食前もインスリンを打ちました。

それから数日は落ち着いていたのですが、また低血糖になってしまいました。

前回との共通点は朝食30分後くらいから外出して歩いていたことでしょうか。

2回目は銀行に用事があり往復30分程度ですが徒歩で移動していました。

帰宅してから血糖値をはかると60。自覚症状はなくブドウ糖はとらずいつもの分食を食べました。

 

激しい運動でなくても歩くと血糖が不足してしまうのかもしれません。

朝食後外出の予定があるときはインスリン量を減らすなど工夫が必要かもしれず、次回の外来で相談してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

妊娠糖尿病④ 退院後の過ごし方

退院して3週間が経とうとしています。血糖値測定も分食も慣れてきたので、今日はどのように自分で血糖値コントロールしているかを書こうと思います。

 

血糖値測定

血糖値は1日4回(朝食前、食後2時間後×3)測定し、病院でもらったノートに記録しています。

入院の時に使っていた測定器をそのまま貸してもらっているので、同じ要領で。

ずっと左手の薬指を使っていたのですが、ある日じっと見ていると小さな穴だらけになってしまっていて悲しくなり、最近は小指を刺すことが多いです。

指によって血糖値が違うという人もいるようですが、試しに何度かやってみたところ、どの指でも変わりはないようでした。

 

退院して翌週の間に空腹時血糖値が基準の95ml/dLを超える日が2日あり、更に次の週の外来で相談してみました。空腹時血糖値が高い場合、夜打って朝まで効くタイプのインスリンを注射することになるそうです。

わたしの場合はいつも高いわけではないのでしばらく様子見で、もし高い値が続くようなら2週間後にまた相談しましょうということに。

結局その後は空腹時の値も落ち着いたので、今のところ効き目の長いタイプのインスリンは不要そうです。

 

インスリン注射

入院時に決まった朝食前「3単位」から始めて、食後血糖値が基準値の120ml/dLを超えたらその食前の注射量を+2単位するよう指示がありました。

つまり、

朝食後血糖が基準値越え 3単位+2単位→5単位

昼食後血糖が基準値越え 0単位+2単位→2単位

という具合です。

 

そして今現在なんと朝食前に「7単位」打っています。

朝食後血糖値があがりやすいようで、一度基準値を超えて5単位に増やした3日後にまた基準値を超えてしまいあっという間に4単位も増えてしまいました。

妊娠が進むにつれインスリン注射の量は増えていくだろうと言われているのに、既にこんなにどんどん増えてしまっていいのかという不安と、量が増えた分低血糖が怖いのですが、7単位にしてからはなんとか落ち着いています。

 

食事

自己管理で一番不安だったのが食事でした。

仕事をしながら6回分の食事を用意できるのだろうか、きちんとカロリーコントロールできるのだろうか、そもそも好きなものを食べられないストレスに耐えられるだろうかとあれこれ考えていましたが、今のところなんとか継続できています。

病院でもらった単位表(1単位80kcalとし、さまざまな食材ごとに1単位あたり何g必要かが一覧になっていてとても便利)を見ながら献立を考えるのですが、最近はルーティン化していて頭で計算できるようにもなってきました。

 

毎回スケールを使って計量するのは面倒ですが、食べ過ぎて血糖値があがるほうが怖いのでこまめにやっています。

それから病院でおすすめしてもらった通り、白米ではなく五穀米もち麦をまぜて食物繊維も積極的に摂るようにしています。

 

炭水化物

基本的に麦ごはんか玄米パンで、1週間に1回くらいおうどんを食べています。

パスタはどうしてもソースの脂質が多くなってしまうのでチャレンジできていません。

パンはアンデルセンの玄米ロールや玄米食パンがおいしくて好き。

玄米ロールは分食にもちょうどいいサイズで重宝しています。

 

たんぱく質

脂質を控えるため、お肉は鶏むねがメイン。あとはたまに豚ヒレ

手軽に食べるには卵とチーズですがチーズは脂質が気になるので1日2食までとしています。

お魚は鮭や鯖は焼いただけでもおいしいし、ホイル焼きなどアレンジもしやすくてよく食べています。

それから乳製品も1日280kcal分くらいの摂取が推奨されており、牛乳が得意ではないのでヨーグルトをよく食べます。朝はフルーツや野菜とヨーグルトをスムージーにしたのを必ず飲んでいます。スムージーにすると糖の吸収が早くなってしまうと言われているけどどうなんだろう。

 

野菜・きのこ

1日300gが推奨されているのですが、正直野菜は量っていません。

普通食の時にはしっかり意識して量は摂れていると思います。

スーパーでいろんな野菜を買うようになり、値段の高さを改めて思い知らされています...

毎回包丁とまな板を出して切ったり洗ったりは面倒なので、食べやすい大きさにカットしたのを保存して、食べたい時に必要な量をパッと使えるようにしたので調理も楽になりました。

 

カフェ

分食にスタバのアーモンドミルクラテか、自宅でアーモンドミルクとパルスイートでピュアココアを作って飲んでいます。

1週間に2、3回かな。

 

睡眠

しっかり記録しているわけではないのですが、早く寝て睡眠時間もしっかり取れた日は血糖値があがりにくい気がしています。夜更かしすると空腹時血糖や朝食後血糖が高めな気が?

夫は帰宅が遅めなので今まで夜遅くまで起きてごはんを用意したり待ってて一緒に寝たりしていたのですが、最近は23時台には寝るようにしています。

血糖値に関係あるかわからないけど、ぐっすり眠れているのでとりあえずOK。

 

メンタル

採血や注射も地味に嫌だけど、やっぱり一番は食事。

作るのめんどくさいな〜って時にパッとデリバリーしたり食事抜いたりができず、重い腰を上げてなにか用意せざるを得ないのですが、ここはなんとか割り切ってやれています。

外食もしていないし甘いものは基本NGにしているので、すっごくジャンキーなもの(特にケバブサンド!)食べたい!とかケーキ食べたい!とかたまになるのですが、なぜかそんな気持ちの時にタイミングよく胎動がポコポコするので衝動を抑えられているような...

12月が誕生日月なのですが、クリスマスも誕生日もケーキなしはちょっと辛いな。

 

それよりお腹が空いていなくても時間になったら強制的に食事をしなければならないことの方がしんどいです。分食もあるので本当にお腹がすくタイミングがなく、無理やり食べていると(これじゃ食事じゃなくてまるで餌だ...)と悲しくなってしまいます。

 

一度朝起きてお腹空いてないけど食べなきゃ、とまだ眠い頭で前日夜考えた献立を作ろうとしたところ、使おうと思って用意していた食材を夫に食べられていてショックで泣いてしまいました。

夫に悪気がないのはもちろんわかっているのですが、食べたいもの食べれる人がなんで好きなもの食べれない人の邪魔するの!?とめちゃくちゃネガティブな気持ちに。ごめんね。

 

とは言えおいしく食べれるよう工夫するのは楽しいので、どんな食事をしているかもまた記録していきたいと思います。

 

 

 

 

 

20w4d 妊婦健診④ 超音波再検査

19週の検診で脈絡叢嚢胞が見られたため1週間後に超音波再検査となりました。

今回はなぜか保険での検査でした。

 

この日も夫が立会い。

また20分くらいかけて特に心臓をしっかり見ていただき、最後に性別も見てみましょうかと改めて確認いただきました。お尻から見てあまり脚を広げてくれないのではっきりはわからなかったもののやっぱり男の子っぽい...

推定体重は前回より50gほど増えて400gに近くなっていました。

週数相当とのことです。

 

肝心の脈絡叢嚢胞は大きさもさほど変わらずまだ残っていました。

ただ前回よりもしっかり心臓の評価ができ問題なさそうとお伝えいただいたので、ひとまず経過観察するしかないのかな。

脈絡叢嚢胞以外に気になる所見はないとのことで、次回は3週間後に検診の予約を取って終わりました。

 

すっきりとはいかなかったけど、丁寧に見てもらってとりあえず安心しました。

 

 

 

 

妊娠糖尿病③ 入院

18週に入り5日間の入院が始まりました。

これから決められた分量の食事を摂りながら1日で血糖値がどのように変化するのかを観察し、適切な血糖値コントロールの方法を見つけていきます。

 

血糖値測定指導

1日6回(起床後・朝食2時間後・昼食前・昼食2時間後、夕食前・夕食2時間後)自分で血糖値を測定します。

ペンタイプの針で指を刺して血を出し、測定器にセットしたチップで血糖値を測定します。

ペンはボタンを押すとピアッサーのように針が勢いよく出てくるのですが、地味に痛いのと1回で必要な量の血が出てこないともう一度刺さなければいけないのが妙に悲しい気持ちになってしまいます。

 

ちなみに空腹時は95ml/dL、食後は120ml/dLが上限値になります。

 

1日のうちどのタイミングで血糖値が上がりやすいか、どれくらいの値になるかで食事の量や薬の調整を行なっていきます。

 

食事

まずは1日1800kcalの食事を3回にわけて摂ることになりました。

1日に必要なカロリー+妊婦加算、という感じです。

 

ごはんは食物繊維が摂れるようにと麦ご飯なのですが、1食240gも出てきて、ようやくつわりが落ち着いてきたけどまだ食欲が戻ってきてない時期だったので食事の量が多くて食べ切ることができませんでした。

しかし「本当は赤ちゃんのこと考えるともっと食べてほしいのよね」と言われていたのと、2日くらい完食できないことが続いたため3日目からは分食が始まり、1日6回(3回の普通食+3回の分食)食事を摂ることになりました。

そしてこのタイミングで総摂取カロリーも2000kcalに増量...

1食のごはんの量は180gになったのでがんばって完食するようになりました。

 

分食では普通の食事の2時間後にパン+チーズとか鮭のおむすびとか、普通の食事だけでは不足する炭水化物とタンパク質を補います。

 

2日目と3日目には栄養士さんとの面談もありました。

これまでの食事を細かくヒアリングして評価してもらい、今後どういうバランスで食事をしていけばよいか教えてもらいます。

フルーツが好きで、毎日2回くらいおやつ代わりにフルーツを食べていたのですが、ちょっと果糖取りすぎみたいでした。

今後はバナナ1/2本程度のカロリー分を朝食と昼食のタイミングで摂ることになり、その少なさに絶望しました...

 

インスリン注射

2日目と3日目の朝食後血糖値が基準値を超えてしまい、4日目からインスリン注射を開始することになりました。

1日目はかなりいい感じの値だったのに、突然140台を叩き出してしまいかなりショックでした。(先生は「入院された方だいたいインスリン始まっちゃうんで」とおっしゃってました)

血糖値が上がってしまったのも分食が始まった理由の1つでした。

 

自己注射は指導してもらって1回で問題なくできました。

不妊治療中は自分でアンプルを混ぜたり、注射針も太くて長かったのですが、それに比べるとダイヤルを回すだけで薬の量を指定できるし針も細くて簡単でした。

1本の注射器に何回分もの薬が入っており、必要な量だけ調整して打つことができます。

わたしはまず「3単位」という量から開始することになりました。

 

注射を打った効果かその後は血糖値も落ち着きました。

一方で、注射を打つと逆に低血糖になるリスクもあります。

低血糖もまた色々な症状が出るため、少しでも不安だったり自覚症状があったら血糖値を測り必要ならブドウ糖を摂取しなければいけません。

 

血糖値は高くても低くてもダメ、適度な値を保たなければいけない。

インスリンを打つことで、血糖値を上げないようにするだけでなく下げすぎないようにも気をつけなければならなくなりました。

 

5日間の入院を経て、必要なカロリーを摂りつつ血糖値コントロールするため「分食+朝1回のインスリン注射」という治療方針が決まり、予定通りの日数で退院することができました。

 

自分にあった方法がわかり、一安心したのと、出産前に入院を経験できたのもよかったです。

退院後どんな生活をしているかまた書きたいと思います。

 

余談

病院食の献立が廊下に張り出されていたのですが、ある日の晩ごはんが「まつたけごはん」でした。

秋の味覚だ〜とたのしみにしてたのに、炊き込みごはんは塩分が多いからでしょうか、わたしのメニューはいつもと同じ麦ご飯でした(泣)

しょんぼりしてたら同室のおばあちゃんが食後看護師さんに「まつたけごはんというより、まつたけの香りごはんやったわ!」と言ってたのが聞こえて、だったらまあいっかと思ったり。

 

 

 

妊娠糖尿病② 糖代謝内科外来

前の週に糖負荷試験を受け妊娠糖尿病と診断されたため、糖代謝内科を受診しました。

 

ちなみに妊娠糖尿に関する糖負荷試験の基準値は2010年に下方修正されており、7%〜9%の妊婦が診断されるそうです。

この日も待合室にもう1人妊婦らしき患者さんがいました。

 

診察では既往歴、最近の体重の増減や妊娠糖尿病のリスクファクターの確認、生活習慣などの細かい質問に答えたあと、病気についての説明を受けました。

 

 

妊娠糖尿病とは

妊娠期間中に初めて見られる糖代謝異常で、胎盤をつくるためのホルモンが糖の代謝を調節するインスリンというホルモンの分泌を抑制することで血糖値が上がりやすくなってしまう病気です。

なお妊娠前から発症していた糖尿病とは区別されています。

 

妊娠糖尿病になりやすい人として

  • 肥満
  • 親族に糖尿病患者がいる
  • 原因不明の流産経験がある
  • 原因不明の周産期死産経験がある
  • 巨大児の出産経験がある
  • 奇形児の出産経験がある
  • 妊娠高血圧症候群
  • 羊水過多症
  • 35歳以上

があげられており、わたしは年齢がひっかかっていました。

 

妊娠糖尿病になると母体・胎児ともにリスクがあるとされています。

なので血糖値があがりすぎないように食事や薬で管理することが必要になります。

 

妊娠糖尿病の血糖値コントロール

基本は食事、それでも血糖値が上がってしまう場合インスリンを注射してコントロールします。

経口薬は胎児に薬の成分が入ってしまうため、妊娠中の薬はインスリン注射となります。

診察の結果、2週間後から1週間入院しどのように血糖値コントロールしていくのがよいか経過を見ながら管理指導してもらうことになりました。

 

突然の入院となりましたが、最初から1人で管理する自信はなかったのでこれを気にしっかり勉強してついでに体を休めたいななんて思っていました。